アキレス
これまでのアキレスはその長所であるスピードの為、味方からの援護を十全に生かしづらい短所があった。
そのためアキレスを活かす際は、彼女を強くするのではなく彼女の敵を弱くする、といったことの方が効率が良かった。
しかしピアノの詩人の登場でその定説は覆ることとなった。
「ポロネーズ」は味方に5回ターンが回る事にバフをかけ、かつ5T継続するという破格の長さのバフである。
幾らアキレスが早いと言っても、自身のターンが5回回ったうえで、さらに自身に5回手番が回るころには
戦闘に勝利しているか、あるいは次の「ポロネーズ」で回数を上書きできる。
ショパン自体の特性も手数で相手のヘイトを稼ぎやすいアキレスには追い風。
こうしてアキレスの労働環境は、ショパンのバックミュージックが流れるエレガントなものになった――
一方、ヘラクレスは耐えていた。
エリアス
「ピルエット」でブレイブを2取得しながら自身のHPを調整しつつ、
「ポロネーズ」の効果で物攻と幸運を上昇させ、
「ミュルグレス」で一気に敵陣を吹き飛ばす。
シンプルかつ、英雄同士のイメージも喧嘩しないコンビネーションに
オペラハウスも拍手喝采間違いなし。エリアス自身はバレリーナっぽいけども。
――ちなみに、史実のショパンはオペラ好きではあったが、オペラを一作も手掛けていない。
ホークウッド
えっ、ショパンの曲を出場曲に!?(※幻想即興曲のアレンジバージョンを出場曲にしていた野球選手は実際にいました)
「ポロネーズ」後に「SSS」で出塁しながらブレイブ1取得と物攻+100、幸運+20、速度+70と体を温め、
溜まったブレイブで「葬嵐・レ・アクート」(消費ブレイブ5)して走者(敵陣)を一掃する地中海リーグスタイルで目指せ三冠王!
村上武吉
遂に武吉は音の波にまで乗れるように……!
「村上パドリング」で波に乗りながらブレイブ1取得と、物攻+100、および+20%、幸運+20と
「ポロネーズ」をうまく生かしながら、「幻想即興曲」で敵の位置を固定。
味方の支援という大波に乗って「村上カットバックターン」か「能島大潮流」で衝突付きのうぇーい!!
最大威力の為に、出来るだけたくさんパドリングさせてあげたい。うぇーい!!
アルビダ
多段攻撃の強い味方にして2種の強制移動攻撃を持つ英雄。ショパンの演奏会はこっちってわけだ。
「ポロネーズ」による物攻上昇はもちろん、幸運へのバフは、アルビダへのクリティカル被弾率を下げるため相性がいい。
お互いの英雄技の範囲も被っているため、ショパンが最前線のアルビダの背後に立って一緒に「ポロネーズ」の効果を受けると良いだろう。
ショパンの基本技とアルビダのブレイブ技(消費1)で手前に招き寄せ、ショパンの「幻想即興曲」で足を止め(息の根も止める)
生き残ってしまった敵に威力180×2衝突90×2のアルビダの英雄技(消費6)を叩きこむのが爽快ってわけだ。
ルソー
何の因果か同期の英雄。彼女を起用する際は、ルソーがショパンの援護をする、といった格好になる。
ルソーのブレイブ技(ブレイブ消費2)を都合2回かければ、全能力60%アップでHPが40%の
ピンチブレイブ消費DOWNが発動したショパンになる。あとはそのまま、ソロコンサートを開演。
何故か露出狂が参加しているが、スタッフだから逮捕されないので安心。……安心?
ガリレオ
「ポロネーズ」の真価は自身の手番を得やすい物理属性の英雄にかけることだが、
だったら強制的に動いてもらってバフをさっさと上限まで上げよう!という考え。
世にいう地動説である。
ガリレオの英雄技「エプル・シ・ムオーヴェ」は消費が4あるサポート技のため、
かける対象は、通常攻撃や低コストのブレイブ技、英雄技で範囲攻撃を得意とする英雄……
ヘラクレスや、アトラス、アメリゴ・ヴェスプッチ、武蔵坊弁慶などが良い。
もちろん、好きな物理属性の英雄をムキムキにしようという強い気持ちが大事。
そのためのガリレオ、そのための地動説である。
山田長政
★2の物攻ステータスに固定値を「ポロネーズ」だけで最大500強化は非常に大きな追い風。
さらに長政は味方を犠牲にして自分の手番を得ることが出来る「継承」を持つので
物攻のバフ上限が簡単に天井に届く。
欲を言えば、良い感じに被弾するか、味方にダメージを与えることの出来る英雄等を
上手く使っていきたい。
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